お兄ちゃんと秘密のキス


はぁ。

一体この性格は何なんだろう。


自分に嫌気がさす。











「どうした?ひかる。」


「へ?
あ、ごめん。」


私ったら…


どうやらフリーズしていたようだ。



「大丈夫だよ。

ま、そういう所も可愛いけど。」


彼は私に笑いかける。



笑顔が輝いて見えた。



でも、心がズキンと痛んだ。





ごめんね。

屋良くん。


本当にごめんね。




私は、


本当にあなたをフっていいのかな?