「そ、そこまで?」



「あぁ。親父かなりひかる好きだもん。

あ、俺もだけど。」




「えっ!?」





まただ。



お兄ちゃんはさらっと
私に告白してくる。



あぁ。


こんなんじゃ、いつまで経っても、お兄ちゃんに勝てないよ…。



「ははっお前可愛いな。」



ぐしゃぐしゃと


彼は私の頭を撫でる。




その時の大きな手と

イタズラな笑顔に

ドキッとさせられる。