お兄ちゃんの目は、 切なそうではあったが、 野獣のような目だった。 そんな視線に、私は胸を焦がされる。 次第にお兄ちゃんからも 吐息が漏れる。 「…はっ…ひかる…」 「…アッ!おに…ちゃ…」 もう、お兄ちゃんでいっぱいになった私は、 快楽に溺れた。 たとえ、お兄ちゃんにとって、この行為がどうでもいいものだったとしても……。