お兄ちゃんと秘密のキス



























心臓が止まりそうだった。
















お兄ちゃん。

















あなたはどうして













私を壊すの?












屋良くんに決めかけてた私の決心を、










どうしてそう簡単に取り消すの?










"嘘でしょ?"









そう言いたかった。



でも、あなたのその切ない眼差しが、


私の心を掻き乱して




言葉がでないよ…。