お兄ちゃんと秘密のキス






でも…。











でもね…?










なんとなく


なんとなく



彼はいつも何か別の事を考えている気がするんだ。











単なる思い違いかも知れない。









だけど、不安なんだ。














──放課後…──


私は屋良くんと一緒に帰る事になった。


ゆめかは、

「行ってきな」って、

私の背中を押してくれた。