「うわぁ……。」




それは、モノトーンで揃えてある綺麗な部屋だった。



男の子らしい…。

なんか緊張する部屋。



「綺麗な部屋ですね!」


「そ?ま、昨日片付けたからね!」



「そーなんだ…。」




それって私のため?


そう聞きたかったけど、
違ったら嫌だったから言わなかった。




「適当に座っていいから。」


「あ、はいッ!」




私は何も考えずに、ベッドに座った。