夢を見た。

莉奈と出会った日の夢だった。

脱色が過ぎた金色の髪の毛が俺と同じの、ヤンキー娘が俺が働いていた介護施設へ入社してきた。

濃いアイラインとマスカラで長く足された鋭い目の女だった。

いつ喫煙所へ行っても莉奈は鋭い目線と冷ややかな態度で、一人煙草をふかしていた。

とっつきにくくて、ムカつく。

そんな第一印象が、いつの間にか…話してみたい、側に近寄ってみたい…そんな意識へと変化していった。

そして莉奈との始まりの日は訪れた。

いつものように喫煙所で、俺と莉奈は無言で煙草をふかしていた。

「あれ?」

俺のライターのガスが無くなった。