「悪かったな、俺帰るわ…」

修吾に弱みを握られたような気がして、罰が悪くなった。

「お前の会社には俺、電話しておいたったで。今日は酒ぬけるまでゆっくりしていけや」

修吾は片手をあげてまた眠りに入っていった。

俺も、もぞもぞとこたつに潜り込む。

割れそうに痛い頭とどうしようもないほどの吐き気が襲ってくる。

俗に言う二日酔いだった。

「たっちゃん、水飲み。あほやなあ…酒弱いのに飲みすぎるからやわ」

莉奈のお小言の幻聴と仲良く眠りに落ちる。