ふと目が覚めると、俺は何故か親友の修吾の部屋にいた。

俺の周りには数え切れないくらいの酒の瓶や缶が散乱していた。

「起きたかあ、竜真」

俺が起きた気配からか修吾がこたつの反対側から顔を出した。

「昨日の事何にも覚えてへんわ…」

飲み過ぎた俺は声もガラガラだった。

「莉奈ちゃんの名前叫びながら水割り六回一気してたで。しかもハーフロック。」

酔って何の見境もなくなった俺は、莉奈の面影と酒を飲んでいたようだ。

莉奈は酒が強かった。

酒が飲めないのは逆に俺のほうで…