僕が産まれてきた理由

秋って季節がきた。

僕、足の指の手術するんだって。

たくさん検査とかして

色んな準備をした。

「ちゃんと歩けるんかな?」

パパはいつも心配している。

「大丈夫やって。今でも歩いてるのに」

ママはつまらないことでは心配するのに
僕のことに関しては

いつも余裕。

僕を信じてくれてるんだ。

私の子供だもん。

て。

ママはいつだってノビノビ僕を育ててくれる。

自分の子育てに自信を持ってる。

誰かと僕をくらべたり絶対しないんだ。

「うちの子が普通や」

パパが不安になるといつも言ってた。

ママ。僕を信じてくれてありがとう。

僕の手術は無事に終わったよ。

10日間僕はママと病院のベットにいた。

ママってば、僕そっちのけでベット占領して
ずっと寝てる・・・。

おーい・・・

もしもーし。

ママは同じ部屋の人とは仲良くしなかった。

「集団生活なんてマジでいや。」

て、全然カーテン開けようとしないんだ。

僕ヒマだよ~。

カーテンをピラってして遊んでたら

同じ部屋のお姉ちゃんがあそんでくれた。

「ママ」

ママはそのお姉ちゃんにママって呼ばれてた。

お姉ちゃんはずっと入院してるんだって。

でも僕より3つも大きいから
ママと一緒に入院できないんだって。

ママは僕が先に寝ちゃうと
お姉ちゃんが寝るまでトントンしてあげたりしてた。