キミがいること

って。ん?


ちょっと待てよ…?


美波いるんじゃね?


隣の朱莉の部屋をノックもせずに勢いよく開けると、朱莉と笠間と美波の3人がいた。


「あ、雄大おかえり〜!」


とニコッと笑った美波。制服を着ていた。


「えっ?朱莉サン…お兄ちゃん部活だって…」


朱莉の隣で俺を見て顔が引きつっている笠間。