雄大side


「ただいま…」


今日も疲れた…と思いながら玄関に入ると、母さんが


「美波ちゃんが来てるわよ?」


と言ったから今日来るなんて連絡きてないけど?と思いながら2階に上がった。


部屋に入ると、美波は制服を着たまま俺のベッドに横になっていてドアが開く音に気付いてムクッと起き上がった。


「おかえり〜!」


と笑顔を作った美波だが、何かあったな…と俺はすぐに分かった。