「はぁぁ〜♡悠先輩かっこよかった〜♡」 「咲空、前から悠先輩のファンだったね!!」 「うん! もう、汗をかきながら、 一生懸命プレーする姿は、 死にそうなほどかっこいい♡ ましてや、今日は学ラン♡ 鼻血でるーっ♡」 「はいはい。落ち着いて。」 咲空は去年の体育祭のとき、 団をしていた悠先輩のファンになった。 確かに、とてもかっこよかった。 しかし、何か異変に気づいた。