「ただいま〜」




「ん。おかえり。」
「おかえり〜」



「何の話?」



「学ランの採寸と団の顔合わせがあるって。放課後に。



あと、咲空をよろしくって。」




「向ちゃん!?!?どいうことよ!!!!


任せたのそっちだろっ!!!!」




「だから、先帰っててもいいよ??」




「ううん。待っとくよ。」



「ありがとう。すーは?碧叶くんと?」




「ううん。私も咲空ときらを待ってるよ。



久々に3人で遊びに行かない?」



私たち3人は何気に海行った以来遊んでいない。




「行きたい!」



「2人ともごめんね。



すぐ終わらせてくるから、待ってて。」



「「うん!」」



そして、午後の授業の本鈴がなった。




((地理か…。




地理って話聞いてもあんまり、



分からないんだよね。))




と、思った。



私は、外であっている体育を見ていた。




((あ。夏静先輩だ。))




私は夏静先輩のサッカーをしている姿に見入ってしまった。




あっという間に、授業が終わっていた。





「ごめん。じゃあ行ってくる。」





「うん。行ってらっしゃい!」




私は走って体育館へ向かった。