- 星莉 side -
そして、次の日。
『2-3 佐野 星莉。佐野 星莉。
至急職員室へ。』
「次は、きらか。笑」
「ごめん。行ってくる。」
「行ってらっしゃい〜」
私は、職員室まで走った。
「お〜。佐野。やっぱり、お前は早いな。」
「と、いうことは。
咲空は遅かったんだ。笑」
「まーな。
そうそう。話があったんだ。
団の顔合わせと学ランの採寸が、
今日の放課後あるらしい。」
「はい。それに行けと。」
「そうだ。お前は理解が早くて良いな。
麻宮と違って。笑
あ、あと、これ、団の資料だ。」
「ありがとう。じゃ!」
「おう。わざわざありがとな。
あ、佐野。麻宮のことよろしくな。」
「了解!
てか、最初から任せるつもりだったくせに笑」

