「うっ…。重い…。」



「咲空ちゃん!?大丈夫!?」




「大丈夫です…。」




と、言いながらも、





私の腕は限界を達していた。





「本当に大丈夫!?」




「もうすぐ着くので、我慢します!笑」




と、言っていると、




「「咲空ー??」」



この声は…




「きら!すー!助けて〜。」




「あ〜あ〜。重かったね。


頑張ったね。お疲れ様。咲空。」




「すー(泣)」




「ぁ。夏静先輩!? 何で!?」




「向ちゃんにパシられた。笑」





「夏静先輩がいなかったら、




私、今頃死んでたよ。




先輩。ありがとうございました!」




「いーよいーよ。




じゃ、咲空ちゃん。頑張ってね!」




「はい!ありがとうございました!」




と、言って、




私たちはプリントを持って、




教室に帰った。