「ん?何か言いました?」
「星莉ちゃん。
早く気づいてあげてね。笑」
「え、何を…??」
聞き返したが、悠先輩は彼氏に夢中だった。
((気づいてあげてって何に??
てか、絆輝先輩…。速い…。))
「頑張れ!!拓海!!♡♡」
((敵、応援しちゃってるし…。))
結果は、
1位が赤ブロック。
2位が青ブロック。
3位が黄色ブロック。
4位が緑ブロック。
そして、閉会式。
「結果発表。
応援優勝 赤ブロック!!」
「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」
「いぇぇぇいいい!!!!」
「総合優勝 赤ブロック!!!」
「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」
「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」
応援優勝、総合優勝が発表され、
体育祭は幕を閉じた。
「赤ブロック、解団式を始めます!」
悠先輩の掛け声と共に、解団式が始まった。
「ブロック長 満河 悠 から。」
「赤ブロック、総合優勝、応援優勝おめでとう。
俺らがここまで来れたのも、
ブロック全体のおかげだ。
ありがとう。
沢山の思い出ができた!!!
赤ブロック長 満河 悠」

