ガラガラガラッッッー。
ドアの方を見るとすーが立っていた。
「すー?碧叶くんは??」
「きら。碧叶、今日は話せないって。
でもね、浮気じゃないって。
私、碧叶を信じてる。」
すーは目に涙を溜めながら言った。
「すー、おいで。」
すーは私に抱きついて、静かに泣いた。
私は何も言わずすーが泣き止むのを待った。
「落ち着いた??」
「うん。」
「碧叶くんのこと信じるんでしょ?」
「うん。
明日話すって言われた。」
「それなら明日まで信じて待ってよう。
よし!じゃあ、すーが大好きなクレープ食べにいこう!!
私が奢ってあげるから!!!ね!」
「うん!行く!!!」
私たちは教室を出た。

