「真宙先輩!?!?」
「やっほー!星莉ちゃん♡」
「どーも…。」
「てか、星莉ちゃん人気者だね〜!
俺も写真撮りたかった〜!」
「じゃあ、あとで撮りますか?」
「え!いいの!?やったー!
じゃ、俺はこれで。」
真宙先輩はどこかへ行ってしまった。
そして、横を見ると、
夏静先輩が不機嫌だった。
((あれ、これ前もあった気が…。))
「夏静先輩?」
「それ。」
「え?」
「俺の名前は?」
「夏静絆輝先輩です…?」
「うん。俺らいつ知り合った?」
「今年の春です。
それがどうかしたんですか??」
「じゃ、星莉ちゃんが真宙と知り合ったのは??」
「今年の夏ですけど…?」
「知り合ったの俺の方が先なのに、
なんで、真宙には『真宙先輩』なのに、
俺は、『夏静先輩』なの!?」

