夕陽の下




1年生も沢山いた。




お姫様抱っこ、壁ドン、顎クイ、
頭ポンポン、でこツン…




沢山のリクエストがあった。




その中でも一番きつかったのは…





「ちょ、ちょっと、ママ!?」




そう。咲空のお母さん。




「きらちゃん!!!



お願い〜。キスして〜。」





「「はぁぁぁぁ!?!?」」




「あはははは。笑」




すーは爆笑していた。




「ちょ、ちょっと!ママ!




恥ずかしいからやめて!




てか、きらもしなくていいよ!」




「うん。最初からする気ない。




じゃ、珠美麗さん。




これで勘弁してください。」




私は膝を地面につけた。




そして、彩桜のお母さんの手を取り、




手の甲に軽くキスをした。




「これでいいですかね?」




「うん!!!!いい!!!♡」




すると、周りの女子が…。



私もしてほしい!!



なんて言い出して、




なかなか競技が始まらなかった。