夕陽の下




更衣室に行き、



学ランに着替えた。




長いハチマキを巻いて、



鏡を見た。




私は外に出た。



すると、



「きら様よ!♡」
「きゃぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」



騒ぐ女の子たちがいた。



そして、その中には…。




咲空ママもいた。




「ちょっと、珠美麗(スミレ)さん。



何、生徒に混じってるんですか。笑」




「ちょっと、星莉ちゃん〜♡




やっぱり、いつ見てもかっこいいわぁ♡



あら、睨まれてる。



じゃ、私はこの辺で。




光莉ちゃん、頑張ってね♡」




「ありがとうございます!笑」




「あのー…。きら様?」




ある1人の女の子が話しかけてきた。




「ん?どうしたの?」




「団、頑張ってください…!////」




「ありがとう。頑張るね。



ちゃんと見ててね。」




「はい…!!!♡////」




「みんなもちゃんと見ててね。」




「見ますぅぅぅぅ♡♡♡」
「写真撮りますーーーー♡♡♡」




女の子たちと分かれ、



ブロックテントに行った。




「悠先輩!!」



「あ!星莉ちゃん!」




「ごめんなさい。遅くなりました…。」




「大丈夫だよ。



そっちこそ大丈夫?囲まれてたでしょ?」




「あー。大丈夫でした。笑」




「よし、みんな揃った。



円陣組むぞ〜。」




私たち赤ブロックの団のメンバー全員で円になった。




「今日は一番いい演技をするぞ。



お前ら!俺について来い!!!」




「しゃっ!!!!」




「全力で演技して、



最高の演技するぞ!!!!」




「しゃっ!!!!」