「べつに?」
おれはまず女に興味無いんだ。
だれが可愛いだの可愛くないだのどうでもいい。
そしたら拓人が
「..本気で言ってる??前から思ってたんだけどさ、
柊って実は..男が好きなかんじって痛っ!!!!」
拓人が変なこというから1発殴ってやった。
「わりーわりー手が滑った
べつに男が好きなわけじゃないから」
「ちょっと柊さん?痛いんですけど。
..じゃあなんで!?興味無いんだよっ!!!」
そんなの....
「女が嫌いだから。」
そう。おれがこんなひねくれた性格になったのも
昔からうようよ寄ってくる女のせいだ。
「って柊こんな話をしている場合じゃねーよ!学校遅れる」

