涙ーありがとうを君にー



「瑠璃〜扉開けて〜」

更に、暫くたつと希衣が、卵粥と温かい焙じ茶を二人分持ってきた。

「ありがとうございます。
…あの、瑞穂と湖咲どうなりました?

あと、凜様はどうでしょうか?」

瑠璃が心配そうな表情で問う。

「あ〜…

瑞穂は熱が下がってなくて、湖咲も今熱がある。

んで、二人仲良くムギューってして寝てる。

凜は今、霄が見に行ってるからわからないけど、
心配ないと思う」

希衣はケロッとした表情で答える。

「…相変わらず、湖咲と瑞穂は仲がいいんだな…」

ぽつりと琥珀が呟く。

粥を二人は食べながら話しをしていた。

琥珀の呟きを聞き留めた希衣がニヤッと、
口角を吊り上げる。



二人は身構えた。

この人が顔をする時は、
ろくな事を言わない。