涙ーありがとうを君にー



チチッと、
鳥が囀る声がする。

瑞穂は目を開けると目の前には、
湖咲の寝顔があった。

暫く、
湖咲の寝顔を眺めていると湖咲が目を覚ました。

「あ〜!!」

カバッと、
跳ね起きる湖咲。

しかし、
そのまままたぱたっと
倒れてしまう。

「あれっ!?」

目をパチクリさせる。

今度は瑞穂が起きて、
湖咲の額に自分のそれを合わせる。

「湖咲!!
熱あるじゃん!!

そんな畳の上じゃなくて、あたしの布団で寝な!!

濡れたタオル持ってくるから」

そういって湖咲を自分の布団に押し込むと、
バタバタと、
一階に降りて行った。