私は、観音 舞(かんのまい)

一応……高校1年生の女の子



今私には好きなひとがいる。



「舞―早く学校に行きなさい。」



「はーい!!」



お母さんに言われ私は、玄関を出て学校に向かった。



その時――――



目の前には私の好きな
畑田祥平(はただ しょうへい)がいた。



「うわ〜〜朝から舞に会うなんて最悪だな」



「……こっちだって最悪だし!着いてこないでよね!!」