彼女と彼らの6ヶ月の物語




「どーするの?告白とかしちゃうの??」

「ううん、しないよ。この気持ちは、わたしと由紀の秘密!」
きっとこの気持ちを伝えても隆友さんを困らせるだけだから。
あくまで2人の仲介役。
2人との距離感は今のままでいるべきなんだ。
なぜか、気持ちに気づいた瞬間からそう思っていた。


「まぁ凛がその選択をするなら仕方ないね……」

「ありがと、由紀。」
由紀はまたいつでも相談乗るよ♪と続けて言ってくれた。


由紀が分かってくれる人で良かった。

由紀に相談したらモヤモヤした気持ちもスッキリしたし、相談して良かった!

改めてあたしは由紀の存在に感謝した―――――