"何か問題が起こった場合は、隠し通路へ逃げろ" これは俺が親父に言われた言葉 マリアの近くに居る率が高い俺は、いざという時は命に変えてでも守れと、親父に言われていた 騎兵を目指すならそれぐらいはしないとな、とよく冗談交じりに言っていたが、まさか本当に起こるとは思ってもいなかった 誰もいない通い慣れた長い廊下を、急ぎ足で進んでいく このまま誰にも合わずに行けたら、無事に助かる あと少し 俺は、マリアの手をひいて直ぐ目の前に見える、隠し通路へ向かっていると 最悪の事態が起こってしまった