(どどど…どうしようっ。今更ながらに、なんか嬉しいんだけどっ…)
一人で思い出しながら、わたわたしていると。
「…何をまた百面相してるんだ?」
突然、横から声が掛かった。
「えっ?わっ!あっ…あさぎりっ?!」
真横には、いつの間にか同じように屋上の縁に寄りかかるようにしながら、こちらを見ている朝霧がいた。
(ぜっ…全然気付かなかったっ!!)
今度は違った意味で心臓がドキドキ、ばくばくしてくる。
まさか朝霧のことを考えていて本物がこんな所に現れるなんて。
(何にしても心臓に悪すぎる…)
そんなこちらの動揺を知る由もない朝霧は、そのままじ…っとこちらを見つめながら僅かに口元に笑みを浮かべると言った。
「お前…猫でも人に戻っても、やってることは同じなんだな。ある意味凄い奴だよ、ホント」
「ううぅ…悪かったわね。単純でっ」
そう言えば、子猫の時にもこんなことあったっけ。
朝霧は実琴の反応に可笑しそうに笑うと。
「別に馬鹿にしてる訳じゃない。ただ、分かりやすいなと思っただけだ。ま、そのお陰でお前が猫になってるという普通では信じ難い事実も納得することが出来たんだから、ある意味結果オーライじゃないのか?」
「うぅ…もっともらしく、そんなことを言われても…」
正直あまり嬉しくはない。
でも、朝霧が何だか優しい目をしているから…。
「まぁ良いけどさ」と、笑みを返した。
一人で思い出しながら、わたわたしていると。
「…何をまた百面相してるんだ?」
突然、横から声が掛かった。
「えっ?わっ!あっ…あさぎりっ?!」
真横には、いつの間にか同じように屋上の縁に寄りかかるようにしながら、こちらを見ている朝霧がいた。
(ぜっ…全然気付かなかったっ!!)
今度は違った意味で心臓がドキドキ、ばくばくしてくる。
まさか朝霧のことを考えていて本物がこんな所に現れるなんて。
(何にしても心臓に悪すぎる…)
そんなこちらの動揺を知る由もない朝霧は、そのままじ…っとこちらを見つめながら僅かに口元に笑みを浮かべると言った。
「お前…猫でも人に戻っても、やってることは同じなんだな。ある意味凄い奴だよ、ホント」
「ううぅ…悪かったわね。単純でっ」
そう言えば、子猫の時にもこんなことあったっけ。
朝霧は実琴の反応に可笑しそうに笑うと。
「別に馬鹿にしてる訳じゃない。ただ、分かりやすいなと思っただけだ。ま、そのお陰でお前が猫になってるという普通では信じ難い事実も納得することが出来たんだから、ある意味結果オーライじゃないのか?」
「うぅ…もっともらしく、そんなことを言われても…」
正直あまり嬉しくはない。
でも、朝霧が何だか優しい目をしているから…。
「まぁ良いけどさ」と、笑みを返した。



