「それで?お前はどうしたいんだ?…何か協力して欲しいことがあるんだろう?」
実琴は頷くと、病院に入院している自分の中に子猫がいること。その子猫を早く助けてあげたいこと。そして、何とかして元に戻りたいことを伝えた。
朝霧は、実琴が指し示す文字を小さく頷きながら読み取っていたが、不意に何か考えるように動きを止めた。
『朝霧…?』
「戻りたいのは当然だろう。それは分かる。だが、どうしたら戻れるのか、何か当てでもあるのか?錯乱している子猫の傍に行った所で、お前はどうする気なんだ?」
『それは…』
確かに、何かをすれば戻れるという確証は何もない。
(でも、守護霊さんが言ってた『同じことをしてみる』っていうのも一理あると思うんだよね…)
だからといって、また木から落ちるのは嫌だけど。
信じて貰えるかは分からないが、実琴はとりあえず病院で出会った朝霧の父の守護霊の話をしてみることにした。
だが、一通り伝え終えた後の朝霧は、何とも複雑そうな表情をしていた。
特別驚いている訳でもなさそうだし、決して呆れている様子でもない。
(これは、いったいどういう反応なんだろ…?)
黙ってしまった朝霧の様子を伺うように見上げる。
『あ…あの、朝霧…?』
「親父の守護霊…ね。お前、霊感とかある方なのか?」
『今回が初めてだよ。今までは、そういうのは全然…』
「ふぅん…」
(朝霧…?)
実琴は頷くと、病院に入院している自分の中に子猫がいること。その子猫を早く助けてあげたいこと。そして、何とかして元に戻りたいことを伝えた。
朝霧は、実琴が指し示す文字を小さく頷きながら読み取っていたが、不意に何か考えるように動きを止めた。
『朝霧…?』
「戻りたいのは当然だろう。それは分かる。だが、どうしたら戻れるのか、何か当てでもあるのか?錯乱している子猫の傍に行った所で、お前はどうする気なんだ?」
『それは…』
確かに、何かをすれば戻れるという確証は何もない。
(でも、守護霊さんが言ってた『同じことをしてみる』っていうのも一理あると思うんだよね…)
だからといって、また木から落ちるのは嫌だけど。
信じて貰えるかは分からないが、実琴はとりあえず病院で出会った朝霧の父の守護霊の話をしてみることにした。
だが、一通り伝え終えた後の朝霧は、何とも複雑そうな表情をしていた。
特別驚いている訳でもなさそうだし、決して呆れている様子でもない。
(これは、いったいどういう反応なんだろ…?)
黙ってしまった朝霧の様子を伺うように見上げる。
『あ…あの、朝霧…?』
「親父の守護霊…ね。お前、霊感とかある方なのか?」
『今回が初めてだよ。今までは、そういうのは全然…』
「ふぅん…」
(朝霧…?)



