再び画面が切り替わると、小さな羽が生えた可愛らしい少女が現れた。




妖精かな...?




その少女は塞いでいた目を開き、話し出した。





『ダンジョン・メイク・オンラインへようこそ!

ナビゲーターのビビと申します

新米マスターの小梅さんをナビゲートさせて頂きます!』



「わっ ビックリした...」




突然の少女の自己紹介に驚いてしまう。



『少し声が大きかったですか?

ごめんなさい、まだこの仕事慣れてなくて...』



こちらの声に反応している...


これが”人工知能”なのだろう。
このゲームの全てのモンスターは人工知能が着いていて、プレイヤーと自由に会話ができる。


洋子からの受け売りだ。