しかし実際は、無理すんなとは無理な話だった。 基本寝るために生きている私にとって、 授業中も休み時間もくだらない質問をされ、どこにいくのもくっついてくる彼の言動は、私の安眠妨害もいいとこだった。 ここ数日で話すようになった彼の友人からは、 「ごめんな。あいつなりの一種の愛情表現だから、許してやって。」 と苦笑いでいわれてしまった。 しかし、なによりも彼がそこまでして私にかまう理由が心底わからなかった。