「きりーつ!礼!」
委員長の福永くんのかけ声でみんなが
「「お願いします」」
とれいをする。
さて、朝練をおえた私は一時間目の授業。
よりによって、眠たくなる国語。
となりの岩橋くんはうつらうつらしている。
ありゃりゃ。
朝練だもんねぇ。
私はお気に入りの水玉のシャーペンを持ち、ノートを書き始めたんだけど…。
すぐに睡魔が襲ってきた。
隣をチラリっと盗み見る。
岩橋くんはぐっくり眠っていた。
気持ちよさそうに机に突っ伏している。
それを見た私はそのまま机に頭を預けた。
ーー
真っ青に広がる空。
汗をかき、泥まみれの選手達。
吹奏楽の音。
白く舞い上がるボール。
甲子園───?
ーー
「……みちゃん!…羽美ちゃん!」
んぅ?
さっきのは夢……?
重いまぶたを、ゆっくりあける。
視界がまだぼやててだれがなにを言ったのかなんてわかんない。
可愛い声だった。
私は目をこすり、声の主を見上げた。
野村 燈花(のむら とうか)ちゃん。
そして
飯田 華月(いいだ かづき)ちゃん。
燈花ちゃんはかわいい系。
色白で目がまんまるでフワフワの髪の毛。
華月ちゃんはきれいな感じ。
目が切れ長の美人さん。
「羽美ちゃん、次移動教室だよ!一緒に行こぉ?」
燈花ちゃんがニコニコと笑う。
「え、あ、うん……、」
正直驚いてる。
私これから、友達できるのかなって不安だったから。
「あのねぇ、華月がね、羽美ちゃんと仲良くなりたいって言ったんだよ。ねぇ?華月!」
華月ちゃんに目を向けると、プイっとそらして、顔を赤くした。
「べ、べつに、一緒に行ってあげるけど。」
……。
「あはは!うん、行く!」
私は笑った。
なんだか楽しかったから。
「じゃ、この3人友達ねっ!燈花、華月、羽美!」
……!
燈花……。いい子だな。
「よし、行こう。羽美、燈花。」
華月も。
ツンデレで面白いなぁ。
私、楽しくやっていけそう。
「よろしく!燈花!華月!」
私は笑顔でそういった。
委員長の福永くんのかけ声でみんなが
「「お願いします」」
とれいをする。
さて、朝練をおえた私は一時間目の授業。
よりによって、眠たくなる国語。
となりの岩橋くんはうつらうつらしている。
ありゃりゃ。
朝練だもんねぇ。
私はお気に入りの水玉のシャーペンを持ち、ノートを書き始めたんだけど…。
すぐに睡魔が襲ってきた。
隣をチラリっと盗み見る。
岩橋くんはぐっくり眠っていた。
気持ちよさそうに机に突っ伏している。
それを見た私はそのまま机に頭を預けた。
ーー
真っ青に広がる空。
汗をかき、泥まみれの選手達。
吹奏楽の音。
白く舞い上がるボール。
甲子園───?
ーー
「……みちゃん!…羽美ちゃん!」
んぅ?
さっきのは夢……?
重いまぶたを、ゆっくりあける。
視界がまだぼやててだれがなにを言ったのかなんてわかんない。
可愛い声だった。
私は目をこすり、声の主を見上げた。
野村 燈花(のむら とうか)ちゃん。
そして
飯田 華月(いいだ かづき)ちゃん。
燈花ちゃんはかわいい系。
色白で目がまんまるでフワフワの髪の毛。
華月ちゃんはきれいな感じ。
目が切れ長の美人さん。
「羽美ちゃん、次移動教室だよ!一緒に行こぉ?」
燈花ちゃんがニコニコと笑う。
「え、あ、うん……、」
正直驚いてる。
私これから、友達できるのかなって不安だったから。
「あのねぇ、華月がね、羽美ちゃんと仲良くなりたいって言ったんだよ。ねぇ?華月!」
華月ちゃんに目を向けると、プイっとそらして、顔を赤くした。
「べ、べつに、一緒に行ってあげるけど。」
……。
「あはは!うん、行く!」
私は笑った。
なんだか楽しかったから。
「じゃ、この3人友達ねっ!燈花、華月、羽美!」
……!
燈花……。いい子だな。
「よし、行こう。羽美、燈花。」
華月も。
ツンデレで面白いなぁ。
私、楽しくやっていけそう。
「よろしく!燈花!華月!」
私は笑顔でそういった。

