以下、
彼が語った懺悔にも似た独白を、私は先に聞かなければ良かったのかも知れない……
__会社の女の子を好きになった。
そいつにとって、異性で初めて教育係を任された子で、はじめのうちはコピーも満足に取れないトロくさい女……だったそうだ__
「うわぁ、ザンネンな子ですね~、教育係、私にはムリだわ~」
「……だろうな」
__最初はそいつも、使えねえヤツが来たもんだって文句ばっかり言っていた。
だけど教育係の手前、放ってもおけないから、いつでも見張っていたんだと。
すると、ちょうど半年も過ぎた頃。
おかしなことに、どんなに叱ってもチョッカイ出しても、ヘコまずに人懐こく笑いかけてくるその子に、自然に目がいくようになっていた。
“まさかな”って思った……そうだ。
だってソイツ、ちょっとモテるからって女に自信を持ってるようなヤツだったから。
自分からそんな女に惚れるワケがないって、認められずにいた……んだそうだ__
「サイテ~ですね、その男」
「ウルサイな!」
ふふっ。
このお友だち、誰かさんによく似てるや。
彼が語った懺悔にも似た独白を、私は先に聞かなければ良かったのかも知れない……
__会社の女の子を好きになった。
そいつにとって、異性で初めて教育係を任された子で、はじめのうちはコピーも満足に取れないトロくさい女……だったそうだ__
「うわぁ、ザンネンな子ですね~、教育係、私にはムリだわ~」
「……だろうな」
__最初はそいつも、使えねえヤツが来たもんだって文句ばっかり言っていた。
だけど教育係の手前、放ってもおけないから、いつでも見張っていたんだと。
すると、ちょうど半年も過ぎた頃。
おかしなことに、どんなに叱ってもチョッカイ出しても、ヘコまずに人懐こく笑いかけてくるその子に、自然に目がいくようになっていた。
“まさかな”って思った……そうだ。
だってソイツ、ちょっとモテるからって女に自信を持ってるようなヤツだったから。
自分からそんな女に惚れるワケがないって、認められずにいた……んだそうだ__
「サイテ~ですね、その男」
「ウルサイな!」
ふふっ。
このお友だち、誰かさんによく似てるや。



