街にはリア充がいっぱいで、死にそうになった。
「頭が、頭が痛いぃ!早くレターオープナーのこと教えてえぇ!」
「今の君なら人の頭上に手紙が見えるだろう。それを開けて見て、気に入らなかったら破る。これだけさ」
頑張って目を開けると、確かに手紙が浮いている。試しに横にいた人の手紙を取ってみた。
あっそういえばシャー芯切れてた。買いに行かなきゃ。
手紙にそう書かれていた。どうでもいい。
「関係なかったら、手を離すんだ」
手を離すと戻っていく。今度はいちゃいちゃしていたリア充の男から手紙を取る。
みーたん、愛しt……
最後まで読み終える前に破り捨てた。すると、男は別れようと彼女に言った。
「あっそう、私もたろにゃんのこと嫌いになったから!」
彼女の方は足早に去っていく。男の方はスマホを見はじめた。結局リア充なんてこんなもんだ。
そして……リアルリア充撲滅!ゲームじゃない!
「どうだった?」
「すっきりしたよ!この調子で滅ぼす!」
私は道行くリア充の手紙を取っては破り取っては破り……数えきれないぐらい別れさせたと思う。
「頭が、頭が痛いぃ!早くレターオープナーのこと教えてえぇ!」
「今の君なら人の頭上に手紙が見えるだろう。それを開けて見て、気に入らなかったら破る。これだけさ」
頑張って目を開けると、確かに手紙が浮いている。試しに横にいた人の手紙を取ってみた。
あっそういえばシャー芯切れてた。買いに行かなきゃ。
手紙にそう書かれていた。どうでもいい。
「関係なかったら、手を離すんだ」
手を離すと戻っていく。今度はいちゃいちゃしていたリア充の男から手紙を取る。
みーたん、愛しt……
最後まで読み終える前に破り捨てた。すると、男は別れようと彼女に言った。
「あっそう、私もたろにゃんのこと嫌いになったから!」
彼女の方は足早に去っていく。男の方はスマホを見はじめた。結局リア充なんてこんなもんだ。
そして……リアルリア充撲滅!ゲームじゃない!
「どうだった?」
「すっきりしたよ!この調子で滅ぼす!」
私は道行くリア充の手紙を取っては破り取っては破り……数えきれないぐらい別れさせたと思う。


