キス魔の彼氏様。


「ここ…って…」


「空き教室。
ここなら、邪魔されないでしょ?」


「っ、バカっ!」

李玖は、私の言葉を遮って、
私の唇にキスを落とした。


「…夢中になっちゃった?」

何も言わない私の顔を覗き込む李玖。


「そんなわけっ…」