「で、首尾よく飯友になれたのに、二年ほど経った時、お前、見合い攻撃に遭ったろ。あれは焦った。で、お前に内緒で大野木家を訪れ、お前との結婚を申し入れた」
「ハァー!」
佑都の胸板を押し、佑都の顔を見る。本人無視して何をやっているのだ!
あれっ、だからか? 敵があっさり攻撃を止め身を翻したのは……。
クスクスと悪びれもせず笑う彼は、再び私を腕に閉じ込める。
「先輩はお前を落とすことができたら話を聞いてやると言ってくれ、ご両親は見守ると言って下さった」
何てことだ! そんなに前から、コヤツはいろいろ画策していたのか!
「まさか、その後、お義父さんが帝社長の推薦でKOGOの理事になるとは思ってもいなかったが、式典メンバーに入ってもらえて好都合だったよ」
どうりで、佑都を初めて家に連れて行った時、兄たちが驚かなかったはずだ。
ああ、だから結婚式の件も何も言ってこないのか……納得……。
本当、開いた口が塞がらないとはこのことだ! 全く油断も隙も無い!
「お前を落とす自信はあった。だってお前、入社式の日から俺に惚れてたろ」
「ハァ?」
「ハァー!」
佑都の胸板を押し、佑都の顔を見る。本人無視して何をやっているのだ!
あれっ、だからか? 敵があっさり攻撃を止め身を翻したのは……。
クスクスと悪びれもせず笑う彼は、再び私を腕に閉じ込める。
「先輩はお前を落とすことができたら話を聞いてやると言ってくれ、ご両親は見守ると言って下さった」
何てことだ! そんなに前から、コヤツはいろいろ画策していたのか!
「まさか、その後、お義父さんが帝社長の推薦でKOGOの理事になるとは思ってもいなかったが、式典メンバーに入ってもらえて好都合だったよ」
どうりで、佑都を初めて家に連れて行った時、兄たちが驚かなかったはずだ。
ああ、だから結婚式の件も何も言ってこないのか……納得……。
本当、開いた口が塞がらないとはこのことだ! 全く油断も隙も無い!
「お前を落とす自信はあった。だってお前、入社式の日から俺に惚れてたろ」
「ハァ?」


