フン、私は恩を仇で返す奴じゃない。今朝のお礼だ、と心の中でアッカンベーをする。
宝玉プリンをひと匙口に入れると、濃厚なミルクの味と優しい甘さが口いっぱいに広がる。
フーッと大きく息を吐き、少し落ち着きを取り戻し、彼に背を向けたまま言葉を発する。
「で、十月十日の結婚はいつ決まったのかしら?」
「俺の誕生日。タイムリミット。最初、プロポーズした時そう言ったよな」
プロポーズ? いつそんなの受けた? アレのことか?
「もしかしたら、セカンドで婚姻届け出した時のこと?」
「そうだけど」
あんな冗談みたいなもの、プロポーズでもなんでもない。それにあの時は、ちゃんと断ったはずだ。
コーヒーを一口飲む。
「あの時、その話はリセットされたと思うけど」
「預かっとくって言っただろ。リセットしていない」
ガバッと振り向き正座をする。
そして、ソファーに座る佑都に向かって声を荒げる。
「あんないい加減なプロポーズで済ますつもり!」
言い切り、アレッと口を閉じる。
そして、しばし考える。今、私は何と言った?
佑都はマグカップをテーブルに置くと、ソファーに座り直し、自分の膝に頬杖を付くと、正座する私の目前に顔を寄せ言う。
「フーン、そうかそうか、楓は理想のプロポーズとやらをして欲しいんだな、で、どんなのだ?」
ニヤリと口角を上げる。
宝玉プリンをひと匙口に入れると、濃厚なミルクの味と優しい甘さが口いっぱいに広がる。
フーッと大きく息を吐き、少し落ち着きを取り戻し、彼に背を向けたまま言葉を発する。
「で、十月十日の結婚はいつ決まったのかしら?」
「俺の誕生日。タイムリミット。最初、プロポーズした時そう言ったよな」
プロポーズ? いつそんなの受けた? アレのことか?
「もしかしたら、セカンドで婚姻届け出した時のこと?」
「そうだけど」
あんな冗談みたいなもの、プロポーズでもなんでもない。それにあの時は、ちゃんと断ったはずだ。
コーヒーを一口飲む。
「あの時、その話はリセットされたと思うけど」
「預かっとくって言っただろ。リセットしていない」
ガバッと振り向き正座をする。
そして、ソファーに座る佑都に向かって声を荒げる。
「あんないい加減なプロポーズで済ますつもり!」
言い切り、アレッと口を閉じる。
そして、しばし考える。今、私は何と言った?
佑都はマグカップをテーブルに置くと、ソファーに座り直し、自分の膝に頬杖を付くと、正座する私の目前に顔を寄せ言う。
「フーン、そうかそうか、楓は理想のプロポーズとやらをして欲しいんだな、で、どんなのだ?」
ニヤリと口角を上げる。


