若頭に愛されて




「みんなこっち来て!」 
 

目の前の女の人が散らばっている男の人たちを集める。

それぞれソファーに座り、私のことを食いいるようにみてくるので思わず体が縮こまる。


でもまあ、見るのも無理ないだろう。



急に知らないやつがいるのだから。



「ちょっと!みんな、そんな見ないの!怖がってるじゃない」



そして、私に向き直るとにこっと微笑む。


笑顔が、可愛い……。




「私はね、立川瑠奈(たてかわるな)高校3年生なの、よろしくね!」



高校生……!?


大学生とか大人かと思っていたのに。


 
顔はとても可愛い顔をしているのだがかもしだしている雰囲気が大人な感じだ。



「はいはーいっ!俺、空見結斗(そらみゆいと)!結斗って呼んでいいからね。17歳で高2だよ~」


私と同い年だ……



さっきの赤い髪の男の子だ。



前髪をちょこんと上で留め、しゃべるたんびに揺れてて可愛い。



自然と頬が緩む。



「俺は、青山琉生(あおやまるい)。瑠奈と同じの高3だ」


アッシュブラウンの髪の毛がまた大人っぽくみえる。



最後は、ソファーの端に座りそっぽを向いている銀髪の人が言うのかなと思いきや、口を開かないままだ。



ただそっぽを向きこちらを見ようともしない。



「雷輝!早くあんたも言いなさい!」


なかなか口を開かないので、しびれを切らしたのか瑠奈さんが少し怒った口調で言う。