そう言って口を塞がれた。

後半部分は龍の声が震えていた。    

「んんっ……」

もお、抵抗するのをやめた。





いくら足掻いてもこの"龍"という檻からは逃げられない。




いずれは終わる。


その時を待ち、目を閉じた。