たぶん、怜央と話していたからだろう。


でも、怜央とのことやしつこく勧誘されたことなんて絶対言わない。


「私が何時に帰ってこようと、自由じゃない」


そう軽く言ったはずだった。


「あぁ?何口答えしてんだよ。お前が早く帰ってこないのが悪いんだろ……っ」


そんな、、、。

今の言葉だけで、龍を怒らしてしまうなんて。


龍が怒るたんびに体か震え、なんども怯えた。


グイッ……


腕を強く掴まれ、椅子から無理矢理立ち上がらされる。

「いた……っ…!……きゃっ」


無理矢理立ち上がらされたかと思えば今度は横にあるベッドに投げられた。


ベッドに倒れこんだ私の上に跨がり、怯える私の顔を見てニタリと笑った。


その顔を見てぞくりと背筋が震える。