--------------なんやかんやで生徒会室前--------------

「次はなんだよジャスティン」

「それは扉を開けて自分の目で確かめましょうね勇気くぅん」

「そうですよ勇気くぅん」

「喋り方うつってんぞゆめ」

ガラガラガラ
扉を開けるとそこはまるでお城の王室だった。

「金かけ過ぎだろ」

「あーあそこにいるのはシンデレーラではありませんかぁー」

「わざとらしいんだよ」

玉座に座る青いドレスを着た1人の女性

「なぁあれって」

「うん。あれって」

「だよな」

「だね」

「生徒会顧問の松下先生」

顔を真っ赤にする松下先生が、ジャスティンを手招きして呼び
ジャスティンに耳打ちをする

「バレてるじゃない!ジャスティンくん!」

「バレてないですよ松下先生」

「松下先生って言ったよね」

「言ったな」

「さぁシンデレーラ!続けるのでぇす」

「強行突破したよ」

「あー結婚生活が始まってもう一年だと言うのに
私達は未だに子供に恵まれないなんて」

「始まったよ」

「とりあえず見ようか」

咳払いをして気を取り直す松下・・・シンデレラ

「王子ったら○無しなのかしら」

「これヤバくね?」

「夢の国から苦情くるね」

「間違いないな」

「白雪の方はどうなのかしら、電話してみましょう」

「電話あんのかよ」

「プルルルルプルルルル
白雪よ、子供は授かったのかしら?」

「あらシンデレラ、うちはもう2人の子供がいるわ。太郎と節子よ」

「そこ繋がってたのかよ!!!!つうか白雪姫日本人だったのかよ!!!」

「おー太郎と節子ー!素敵な名前ね!」

「それよりこの間もらったリンゴこれから食べるところよ」

「あー知らないお祖母様から頂いたものなのよ
だからお礼は入りませんことよ」

「殺したのあいつか!!
シンデレラが黒幕ってずさんすぎんだろ!」

「子供にあげるのももったいないから1人で食べるわ」

「自業自得な気がしてきた」

「家来ども!」

3人を指差すシンデレラ

「俺たち?」

「他に誰がいるというのかしら」

「私もリンゴが食べたくなった
だがしかし電話中ゆえ、そなたらが森へ行き
リンゴをここえ持ってまいれ」

「森ってどこだよ」

「体育館でぇす」

『森じゃねぇじゃん』

しぶしぶ3人は生徒会室を後にする。