咲き誇るものは忍の恋なり

「ほらーお前らー次、体育館で集合だぞー。早くいけー。」

「はーい!行くよ!皆!!」

「「「りー」」」

"キーンコーンカーンコーン""キーンコーンカーンコーン"

10分休みの終わりを知らせるチャイムが鳴る。
それと同時に静まる体育館内。校長の声が響く。

「えー、おはようございます。先日、我が娘を助けてくれた中1の霧島くん、如月くん、日下部さん、一ノ宮さんありがとう。壇上へ来てくれ。」

「「「「は?」」」」

「校長が待ってらっしゃるから早くしろ!」

渋々、歩き出す4人。4人ともステージにあがる。
すると騒ぎ始める生徒達。
まぁ、中1のわりに大人っぽい。美男美女だからだろう。

「コホン」

校長の咳払いで静まりかえる。

「先日はどうもありがとう。そこで元々入試試験でトップであり特別生徒の君らをこの学校の看板アイドルとする!」

「「「「え?」」」」

「どうした?嬉しくないのか?」

「校長先生すみません。私たち4人はこんな待遇をされたくて助けたのではありません。このお話辞退させていただいてもよろしいですか?」

「「「「私達はあくまで、人々を守るのが役目ですので。」」」」

声の揃う4人に口を閉じてしまう校長。
かっこいいことをいっているが多分、結合達はめんどくさいだけだろう。

「わかった…。これからもこの学校の生徒を守っていってくれ!」

「「「「ご理解ありがとうございます。」」」」

そして席に戻っていく4人に周りの生徒達が羨望の眼差しがあつまる。
しかし4人はそんな視線気にも止めずにいる。

「あぁーよかった!めんどくさいことなんないで!」

「ほんとだねぇ」

「よかったな」

「あぁ。」

「げっ!もう中2と中3の発表おわってる。次私たちだよ?」

「また注目あびるの?もう嫌だー!」

「「「おおいに同感。」」」