咲き誇るものは忍の恋なり

"パァンっ"

「嘘でしょ!?真…?」

真の鬼火が消えた。

「待ちましたよ。二人とも。」

「すみません。」

「残念だったな!忍さんよぉ?」

そこにいたのは、

「…!?何で!?あいつは私が…!」

「あの程度の傷なら回復に20分あれば十分だ。だろ?星羅。」

「ったりめーだ!」

「それと、主…いいですか?」

「はい。やりなさい。」

「了解です。…ほらよっ」

直後"ドサッ"っという音と共に結合たちの前に落ちてきたのは…

「柏木さん…?」

そう、連れ去られた、柏木麗。

「こいつはもう用済みだ。これ以上使えそうもない。」