~悪魔執事とお嬢様~



全身の血が逆流したのか?


かなり苦しいが、
傷は癒えているのがわかる。



「あなたの状態は酷いものでしたよ。

内臓は飛び出し、肺は傷つき…。」



内臓飛び出しとかありえないな。

生きた屍状態じゃないか。



「待て、ゴホッ、そんな状態で、ゴホッ、
なんで私は生きているんだ?」



「あなたは今、時間と時間の間にいます。
ですから、時が止まった状態。

私が治さなければ、
痛みも永遠に続いたことでしょう。クスクス」



正に悪魔だな。


シャレにすらならん。


私は今さっき、永遠とも言えるほどの
時間を過ごした気がした。



「お褒めいただき光栄です。」



褒めてないし何が光栄なんだ。



「悪魔に悪魔らしい、それは、
私にとって心のそこからありがたいもの。

もっとも、
あなたに言われればの話ですがね?」



もうただの変態だな。


私にたいしての執着が変態以上だ。


人間ならば
ストーカーでドMと言ったところか?


とんでもないものに命を救われたもんだ。



「契約を結びますよ?」



「ッチ。ゴホッゴホッ。
まあ、私も一度決めたことはやろう。

なにをすればいい?」



回復しても体力は限界のようだ。


まだすべては回復してないのか。