私と彼の一年物語









手を擦り合わせ、はぁーと息を吹きかける。それでも体の震えを抑えることはできずブルブルと震える。








時刻は既に14時を回っている。それほどの時間唯は店にも入らずに待っていたのだ。








しかしそれも限界だった。








唯は今駅のホームにいる。13時までは待っていた。寒空の下で寒さに耐えていたのだ。








約束したから彼らが来ると信じて…








けれど現に今唯はホームに立って帰りの電車を待っている。








来なかったしそれに関する連絡の一つもなかった。そしてだんだんばからしくなってきた。








こっちは頼まれてきているのにそれをすっぽかされたのだ。








頭にくる








「はぁー……」








もう一度手に息を吹きかける








と、ガタンガタンと音を鳴らし電車がやってきた。