翌日の夕方
唯はカフェテリアでカップを傾けつつ待ち人を待っていた
ちらりと腕時計を見ると待ち合わせ時間まであと5分弱
カップを口元から離しテーブルの上にコツンと置いたその時待ち人が現れた
「お待たせしました!」
走ってきたのだろうかはぁはぁと肩で息をし額には汗がびっしょりと張り付いている
「ううん、まだ5分前だから大丈夫だよ。それよりこれ飲む?」
唯は飲みかけのカフェオレ……ではなく氷の入ったお冷を差し出す
「ありがとうございます」
いただきますとお冷をぐびぐびと一気に飲み干す
袖で額の汗を拭くと、やってきた店員に飲み物を注文し唯の正面に座る
「それで緊急の用事ってどうしたの玖珂くん」
