私と彼の一年物語









その後の授業中もやはりみんなそわそわし、チラチラと絆を横目で見ていた。








絆もお昼頃にはなかなか崩さなかった笑顔の中に少しずつ疲れが見え始めた








そんな絆のことを他の生徒は知る由もなく人は増える一方で昼食時には他の学年の生徒まで教室に一目見ようと来る始末である。








放課後、教師の面々は今日一日ほとんどの生徒が授業に身が入っていなかったと頭を悩ませていたのであった













「疲れた……」








帰ってきて早々着替えもせずばたりとベッドに倒れ込む








疲れたと言っても特別なことはなに一つしてはいないのだが、一人の転校生に振り回される学校の様子を近くから眺めているだけで唯の疲労は相当なものだった