私と彼の一年物語









あの日楓が帰った後に本格的に熱が出始め一週間も寝込んでいたのだ








「それで?しっかり治してきたの?」








「うん、もうすっかり楽になったよ」








「お前のことだから可愛い彼女にでも看病されてたんだろ」








「残念ながら彼女なんていないし看病してくれたのはおばさんだよ」








「お前の場合そのおばさんが美人ておちだろ!そうなんだろ!」








確かに美紀さんは歳はあんまり行ってないけど何ていうか…お婆ちゃんみたいな雰囲気を醸し出しているというかなんというか…








まぁ








「普通のおばさんだよ」








こんな会話が美紀さんの耳に入ったら流石に怒られるぞ…








『小町』が中学生の寄り道しそうな店じゃなくてよかった