私と彼の一年物語








その少女は綺麗というよりは可愛いと言った方が良いと思えるくらい愛くるしい寝顔をしている








少し長めの前髪が顔を隠してはいるがそれでも一般的には充分に可愛いと思える容姿だ








しかし悠馬は自分にのしかかって寝ているこの少女に対してとった行動は至ってシンプルなものだった








「…重い!」








「ふあっ!」








力任せに毛布ごと少女をベッドから落とす








「いたた…なにすんのよ馬鹿悠馬!それに重くないし!」








そんな彼女の暴言に耳もくれず毛布だけ回収すると再びベッドに横になる








「……………スゥ」








「あぁあ!ちょっと、無視して寝ないでよ!」