私と彼の一年物語








まぁ父さんはともかく新しい母さんの方は血も繋がっていない他人だから俺のことなんて正直どうだってよかったんだろう。








結婚したしとりあえず連れ子の俺に優しくしとくか、くらいの考えだろう。








でも優しくしてやってるのにも関わらず素っ気ない態度ばっかとってたら関わりたくないしイライラするだろう。








俺でもすると思うし…








あとそこからは、まぁいろいろあって下宿代の頭金と荷物持ってここにきて今に至るって感じだ








「ふぅ…やめやめ、こんなこと考えたって時間の無駄無駄」








そう呟くと悠馬はテーブルに置いてある携帯に手を伸ばす








イヤホンを携帯に差し込んで音楽アプリを起動させまた仰向けになる。








ケホッ








「ありり…サボりのつもりだったのに本当に風邪ひいたかもね…ケホッ」








布団を被り流れ込んでくる音楽に耳を傾けるとすぐに意識は深い眠りへと落ちていった。